精密板金・レーザー加工・レーザー溶接のナガラ

レーザー&パンチ加工 複合機TRUMPF TRUMATIC 1000 fiber

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精密板金・レーザー加工・レーザー溶接のナガラに関心をお寄せくださり、誠にありがとうございます。 ナガラではレーザー&パンチ加工にTRUMPF社製の複合機TRUMATIC 1000 fiberを使用しております。
ここではナガラのレーザー&パンチ加工技術についてご説明をさせていただきます。
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複合機のメリット

複合機とは金型でのパンチング加工レーザー加工の双方の機能を備えたマシンのことです。これまで別々のマシンで行っていた加工を一工程として行えるようになったことに複合機の意味と価値があります。
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例えば、穴数が多い、異形状穴がある、そしてブランクの形状が複雑であるといった製品の加工時には様々な加工上の問題が生じます。しかし複合機であればそのような問題のほとんどがクリアーとなります。
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従来は穴数が多ければタレパンで加工せざるを得ず、外形の「CAD上での型割付」、および「金型のセッティング」に多くの時間を割かれていました。それは当然コストへ反映されます。そして金型が無いといった場合にはレーザー加工のみで加工をせざるを得ず、丸穴加工など本来タレパンの方がむいている内容の加工までレーザーで行うことになってしまい、更にコスト高になる状況がありました。
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そのようなとき、ナガラでは穴類のみタレパンで加工し、その後ワークをレーザーに持って行き異形状や外形のみ、レーザーで加工するといった方法を駆使することでコストの肥大化を防いできました。しかしこの方法には材料の加工機間の行き来による時間のロスという問題がつきまといます。
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このようなお客様のより高度な加工への希望を複合機は高い品質と効率で実現します。製品形状、加工内容を問わずタレパン、レーザー双方の利点を生かして加工出来るのです。この機会に今行われている製造工程を見直してみては如何でしょうか!?
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複合機で行える加工

これまでは別肯定で行っていた以下の加工を、複合機では一工程として行えます。
  • タップ
  • バーリング加工
  • 皿加工
  • ルーバー加工
  • 絞り加工
  • 面打ち加工
  • ハーフシャー
  • その他成形加工
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複合機 TRUMPF TRUMATIC 1000 fiber

TRUMPF(トルンプ)社は欧州有数の工作機械メーカーで、その工業用レーザー発振器は世界でも屈指のシェアを誇っています。複合機 TRUMPF TRUMATIC 1000 fiberは、最新の発信機を搭載している高性能のパンチ&レーザー加工複合機です。
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ナガラのレーザー&パンチ加工の特徴

バリ・ドロス・変色無し!さらに美しくなった切断面 バリ・ドロス・変色無し!さらに美しくなった切断面 写真1 バリ・ドロス・変色無し!さらに美しくなった切断面 写真2 バリ・ドロス・変色無し!さらに美しくなった切断面 写真3
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複合機TRUMPF TRUMATIC 1000fiberは切断後の端面の仕上がりが更に美しくなっています。TRUMPF社のレーザー加工機 TruLaser 3030との比較写真も用意しましたので、ぜひ写真をご覧ください。数あるレーザー機の中でナガラがこのレーザー加工機を選択した理由がお分かりいただけることと思います。従来のレーザー加工機では条件出しをしても、切断面にはある程度縦縞模様が入ってしまいました。
ところが、このTRUMPF TRUMATIC 1000fiberでは限りなくフラットな状態に仕上がります。また、薄板に特化した発信機を搭載していますので、板厚1.0㎜前後の加工であればTRUMPF TruLaser 3030よりも更に高速で加工が可能になっています。
この品質を実現出来ることがナガラの考えるレーザー加工では必要だったのです。
反らない!高速パンチング加工 反らない!高速パンチング加工 写真1 反らない!高速パンチング加工 写真2 反らない!高速パンチング加工 写真3
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ナガラの複合機でのパンチング加工は、高速かつ材質への負荷を最低限に留めることが大きな特徴です。従来のタレパンでのパンチングは、ある程度のストロークで金型を降ろす必要がありました。それは致し方ないことだったのですが、その分材質にも相応の負荷が掛かっていました。しかし複合機TRUMPF TRUMATIC 1000fiberを擁するナガラのパンチング加工では、材質への負荷を最低限に留めた加工を実現します。具体的な一つの手法を紹介するとストロークを最小限に抑えながら同様の仕上がりを得るのです。これには金型の精度や切れ具合など諸条件も関係してきますので、すべての加工において出来るわけではありませんが、マシンの扱いを始めとするノウハウが物を言うところでもあります。そのノウハウこそがナガラのもつ強みの一つなのです。パンチング加工を行う上で「材質の反り」は常についてまわる問題ですが、ナガラの複合機でのパンチング加工は材質への負荷を最低限に留め、その材質のもつ魅力を引き出します。
板厚:2.0mmパンチング径:Φ2.0! 板厚:2.0mmパンチング径:Φ2.0!写真1 板厚:2.0mmパンチング径:Φ2.0!写真2 板厚:2.0mmパンチング径:Φ2.0!写真3
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写真をご覧ください。通常、SUS304 t2.0に対してのΦ2.0の加工は、金型が折れる可能性が高く大変危険な作業となります。アルミや鉄であれば特に問題ないのですが、SUS304を写真にように美しく仕上げることは不可能に近いものがあります。しかし複合機TRUMPF TRUMATIC 1000fiberを擁するナガラの加工はそれを実現します。「Φ2.0の加工が危険と言ってもレーザーで行えば出来るのではないか!?」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、レーザーでΦ2.0の穴をあけようとすると切断面にはごくわずかながらレーザー照射時の溶け跡や突起が残り、これが大きく美観を損ねます。精度の高い小径の穴をあけるには、金型を使用したパンチング加工が適しています。このようなより精度の高い加工技術をお求めの際にはぜひナガラにご相談ください。
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レーザー&パンチ加工を施せる材質は!?

アルミ材 アルミ材 ※ヘアーライン材及び研磨材も常時加工をしております。
ステンレス材 ステンレス材 ※ヘアーライン材及び研磨材も常時加工をしております。
クロムフリー材 クロムフリー材 鉄 銅
※その他ご希望の材質でも加工を試みます。 お気軽にお問合せください。
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ナガラのレーザー&パンチ加工を主とした納品物

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名称 : ベース
用途 : モニター用背面カバー
大きさ : 縦133mm×横210mm×高さ53mm
材質 : A5052P t1.0 アルミ加工の詳細
備考 : 格子状の穴のみパンチングで加工後、その他の穴、外形はレーザーで加工しています。丸形状の絞りは弊社にて簡易絞り型を作成しています。複合機で行うことにより作業効率が格段にアップしています。
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名称 : シャーシ
用途 : モニター用シャーシ
大きさ : 縦128mm×横205mm×高さ150mm
材質 : A5052P t1.5 アルミ加工の詳細
備考 : 丸穴、タップはパンチング及びタッピング機能を使用しています。その他、異形状、切り起こしトリミング部、外形はレーザーで加工しています。
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名称 : シャーシ
用途 : 計測器用シャーシ
大きさ : 縦300mm×横430mm×高さ86mm
材質 : A5052P t1.2 アルミ加工の詳細
備考 : 丸穴、六角穴、M3皿加工はパンチングで、異形状、外形はレーザーで加工しています。ボスはセルスペーサーを専用圧入機(HEAGER 618PLUS-L)にて圧入しています。。
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